見通し(進行や結果、成功イメージなど)を持って仕事に取り組めると感じている程度をあらわしており、値が高いほど、仕事に見通しを持ちやすいと感じる人が多いことを意味します。
この因子を構成する質問
- 仕事では、成功するイメージを持って取り組むことができている。
- 仕事では、仕事の進行や結果を予測して取り組むことができている。
分類
エンゲージメント結果
個人要因 > 会社や仕事における自己認識 >見通し ※一部のご契約プランのみ
この因子の偏差値が低い場合は...
従業員は、仕事の進め方や結果に見通しを持てずに取り組んでいる可能性があります。
仕事を進める際に、プロセスや結果を想像して取り組めていないため、自ら積極的に行動できていないかもしれません。
チェックリスト
- 個人のスキルや能力に見合った仕事の割り振りになっているか
- 仕事の量や割り振りに偏りがないか
- 仕事に必要な知識やスキルについて従業員に明確に示されているか
- 仕事を依頼するとき、ゴールがイメージしやすいように目的や期日を伝えているか
- 従業員に対し、仕事の進め方や問題について具体的にアドバイスやサポートをしているか
施策例
アプローチ1
貴組織の従業員は、仕事に取り組む際に、どのように進めたら良いか、成功イメージなどについて想像できない状況なのかもしれません。
任された仕事に対して、ある程度の見通しを持てるかどうかは、仕事へのやる気や積極性にも関係すると考えられます。
仕事に見通しを持てるかどうかは、スキルや経験も影響するものの、必要な情報が与えられているか、必要なサポートは得られそうか、といったことにも大きく影響されると考えられます。
上司の方は、従業員に仕事を依頼する際に、目標や役割、期日に加えて、協力者やその他従業員が必要とする情報を明確に提示することが重要です。
依頼した内容に関する疑問点や不明点がないか従業員からフィードバックをもらうのも良いでしょう。
また、業務の習熟度が低い従業員に対しては、プロセスや目標を細かく区切り、ゴールをイメージしやすくするなどの工夫も大切です。
仕事を任せた後には、進捗状況を適宜確認し、必要なフォローを行うことも必要です。
アプローチ2
不慣れな仕事や、これまでよりも高いレベルの仕事を任されたとき、従業員はその業務を遂行する自信が持てず、また、どのようにしたら良い結果が出せるかのイメージも持てずに、その業務を回避したり、その仕事に対して後ろ向きな感情を抱くことがあります。
上司の方は、従業員に「できる」という自信を持たせ、仕事のプロセスや結果をイメージできるように導いてあげる必要があります。
お忙しい上司の方にとっては骨の折れることではありますが、従業員が感じる不安や課題を整理し、従業員自身がある程度の見通しを持てるまで、話し合いをすることが重要です。
未成熟で自信が持てない従業員には、これまでの実績を振り返り成功した体験をフィードバックしたり、参考としてほしい同僚や先輩などを示しても良いでしょう。
また上司の方は、最初のうちはこまめにフィードバックを行うことが大切です。
それにより、従業員は自分がどのように行動したらよいかを徐々に自分自身で判断できるようになり、仕事への見通しも持てるようになります。