困ったときに、家族や友人に相談したり、助けてもらったりしている程度をあらわしており、値が低いほど、家族・友人からのサポートが少ないと感じる人が多いことを意味します。
この因子を構成する質問
- 家族、友人は、1人で考えても答えが見つからない時、相談しやすい雰囲気で対応してくれた。
- 家族、友人は、困ったときに頼りになった。
分類
メンタルヘルス結果
緩衝要因 > 周囲からのサポート
この因子の偏差値が低い場合は...
困ったことや相談したいことがあるときに、家族や友人には相談しにくい、頼れないと感じているようです。
職場以外のサポート源が不足しストレスを解消できずにいる、またプライベートで問題を抱えている可能性があります。
チェックリスト
- 従業員には、職場に相談できる相手がいるか
- 時間外労働時間の状態
- 転勤や頻繁な出張などで身近な存在と離れる状態となっていないか
- プライベートの問題の結果
施策例
アプローチ1
貴組織の従業員は、家族や友人の方からのサポートが得にくいと感じられているかもしれません。
このような個人の状況は、職場で解決のために取り組む対象とはなりにくく、また個人的な事由であることもあり、立ち入るべきではない場合もあり得ます。
まずは、個々に話を聴く機会を設け、状況把握をすることからはじめましょう。
そのうえで、たとえば「時間外労働時間が多いため、プライベートな時間を設けることができない」など、職場や仕事に起因していると考えられる場合には、改善を試みることが必要だとご認識ください。
なお、職場の上司や同僚に話がしにくい場合には、外部相談機関などの利用を促すことが有効です。
そのためには日頃から、外部相談機関の情報を把握し、従業員に伝えることができるように準備をしておくことをおすすめ致します。
アプローチ2
職場の悩みについて気兼ねなく話せる、自組織と直接的な関係のない存在は、職場のストレスを解消するためにも大切なものです。
その代表的な存在は、家族や友人といえるでしょう。
しかし、それが難しい場合、従業員は職場の悩みやストレスを誰にも打ち明けられず、一人で抱え込んでしまうことがあるかもしれません。
従業員が家族や友人からのサポートを得られず、ストレスを抱えていると考えられる場合は、上司の方は、従業員本人と親しいと見られる当該組織以外に所属する従業員などに、協力を依頼してみるのも良いでしょう。
ランチに行く、飲みに行くなどのちょっとしたことでも、普段直接関係していないからこそ、気兼ねなく悩みを打ち明けることができるかもしれません。
しかし、そうしたサポートも受け入れにくく、従業員が悩みを抱えた状態となっている場合には、外部相談機関などの利用を促すことをおすすめ致します。