職場の同僚、仲間との関係性をあらわしており、値が低いほど、職場の人間関係が悪いと感じる人が多いことを意味します。
この因子を構成する質問
- 仕事仲間と、うまくいかないことがあった。
- 仕事仲間に、ともに働こうという姿勢がなかった。
- 仕事仲間と、理解し認め合うことができなかった。
分類
メンタルヘルス結果
環境要因 > ストレス原因 >周囲との人間関係
この因子の偏差値が低い場合は...
職場内の人間関係が悪い、コミュニケーションが取れていない、目的意識を共有できていないなどの問題が生じている可能性があります。また全体的には問題がないように見えても、一部の従業員が大きな問題を抱えている場合もあります。
チェックリスト
- 従業員間で挨拶や日常的な会話がみられるか
- コミュニケーションに入っていけない孤立した従業員がいないか
- 報告・連絡手段がメールだけになっていないか
- 職場が離れているなど、物理的問題があるか
- 物理的問題がある場合、従業員同士が顔を合わせる機会がどの程度あるか
施策例
アプローチ1
職場の人間関係を向上させるためには、上司や同僚、他部署など、どこの領域で問題が生じているのか、また、性別、個人の性格などの影響についても考慮が必要です。
そのため、どの職場にでも有効な万能施策が存在するわけではありません。
まずは業務に支障が出ないように、職場の中にある様々な人間関係に配慮をすることから始めると良いでしょう。
職場の人間関係で摩擦が生じやすい理由として、誤解や誤認などミスコミュニケーションの影響があります。
仕事上のコミュニケーションは、やりとりの数が少ないほど負荷が減るため、簡単に済ませたり、回数が減ったりする傾向があります。
しかし、一方ではそうなることで、誤解や誤認が生まれやすくなります。
これを防ぐためには一人ひとりが相手の視点に立ってコミュニケーションを行うことが重要です。
「もし私があなただったら、この内容で十分理解できるだろうか」ということを意識して伝えること、また理解が不十分だと感じた場合には、そのことを素直に伝えること、これらを従業員に意識して行うように指示を出してみると良いでしょう。
アプローチ2
自組織の人間関係を改善し、ストレスに強くいきいきと働ける状態にするためには、上司の方から働きかけていくことが必要です。
もし、上司の方自身と従業員との間にぎくしゃくした雰囲気があると感じられるなら、まず始めにご自身の行動を変えてみることをおすすめ致します。
たとえば、「おはよう」「お疲れ様」などの軽い声かけを意識して、明るく元気よく、頻繁に行ってみるのも良いでしょう。
簡単なことのように感じますが、続けることで従業員との心の距離が縮まっていきます。
また、お忙しくてもPCや書類を見たままではなく、一度手を止めて従業員の目を見て話し・聴くようにし、聴くときは話をさえぎらず最後まで聴くよう心がけましょう。
従業員同士の人間関係が良くない場合には、あえて業務上で協業が必要な場をつくることで、これまで気づかなかった双方の長所や持ち味を認識し合い、関係の改善が進むことがあります。
ただし、仲が悪すぎる場合は逆効果になることもありますので注意が必要です。