困ったときに、上司に相談したり、助けてもらったりしていると感じる人が、組織の中にどの程度存在するかを表しています。仕事のストレス判定では、値が低いほど、高リスクにつながりやすいことを意味しています。
この因子を構成する質問
- (上司は)どのくらい気軽に話ができますか。
- (上司は)あなたが困ったとき、どのくらい頼りになりますか。
- (上司は)あなたの個人的な問題を相談したら、どのくらいきいてくれますか。
分類
メンタルヘルス結果
仕事のストレス判定
この因子に課題が見られる場合は...
従業員は、困ったことや相談したいことがあるときに、上司には相談しにくい、頼れないと感じているかもしれません。
上司自身が忙しすぎる、上司と部下のコミュニケーションがうまくいっていないなどの可能性があります。
チェックリスト
- 従業員からの相談に快く応じているか
- 問題を抱えているとみられる従業員には、自ら声をかけるなどの配慮をしているか
- 常時席にいないなどで、従業員が相談できない状態になっていないか
- 従業員の話を聴く際の態度や姿勢は適切か
施策例
アプローチ1
貴組織の従業員は、上司の方に対し、相談がしにくいと感じられているかもしれません。
日頃からお忙しくされている上司の方に対して、従業員は相談を持ちかけることが難しいと感じていることが考えられます。
しかし、相談がしにくい状況が続くと、従業員は不安や不満を感じたり、上司の方への信頼が揺らいだりすることも考えられます。
それを回避するためには、お忙しい中でも、日頃から話しかけやすい雰囲気を上司の方自ら作り、従業員から相談を持ちかけられた際には、多少、無理をしてでも話を聴くことが重要だと考えられます。
上司の方がそのように注意をしていても、従業員が遠慮して、相談をしてこない場合もあると思います。
そのため、時には上司の方から、「何か困っていることはないか」などと声をかけたり、あえて従業員に対して相談を持ちかけたりすることがあってもいいかもしれません。
アプローチ2
従業員は、相談したときの上司の方の態度などから、「上司がきちんと話を聴いてくれない」と感じることもあります。
ですので、従業員から相談を受けたときには、可能な限り手を止め、途中で遮ることなく、最後まで話を聴く姿勢を見せることが重要です。
また、従業員から問題解決を依頼されたことに対し、上司の方の対応が遅かったり、対応の進捗状況が従業員に適宜共有できていなかったりすると、従業員は「上司は頼りにならない」と感じることがあるかもしれません。
お忙しい中では、なかなかすぐに対応することが難しいこともあると思いますが、上司の方が従業員から相談を受けた際には、対応を後回しにせず、その場でできる限りの問題を解決することをおすすめ致します。
その場で解決することが難しい場合は、対応期日を従業員に伝えるようにしましょう。
また、問題が解決ができなかった際は、進捗状況について従業員に共有し、今後の対応について従業員と共に話し合って決めることが大切です。