仕事の量による心理的な負担を感じる人が、組織の中にどの程度存在するかを表しています。仕事のストレス判定では、値が高いほど、高リスクにつながりやすいことを意味しています。
この因子を構成する質問
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非常にたくさんの仕事をしなければならない。
- 時間内に仕事が処理しきれない。
- 一生懸命働かなければならない。
分類
メンタルヘルス結果
仕事のストレス判定
この因子に課題が見られる場合は...
全ての従業員に負担がかかっている場合と、一部の従業員に大きな負担がかかっている場合の両側面を考える必要があります。
チェックリスト
- 時間外労働時間の状態
- 繁忙期や人員減少等が生じたか
- 仕事量が多い状態は一時的(3ヶ月程度)なものか、恒常的なものか
- 一部の限られた従業員の負担が大きくなっていないか
- 絶対的な仕事量が多いのか、効率化が進んでいないのか
- 仕事量を軽減できる見通しが立っているか
施策例
アプローチ1
仕事の量的負担は、たとえ同じ程度の量であっても指示の出し方や、進め方によって感じ方が変わります。
たとえば、ある仕事について、やらなくてはいけない業務全体をまとめて渡すと、従業員はその達成までの道のりの長さを想像して「量が多い、大変だ」と感じてしまうかもしれません。
一方、業務の目的や全体像を示したうえで、具体的に細分化し、1ヶ月、1週間程度の達成目標を提示すると「このくらいなら頑張れるかもしれない」と感じます。
最終的には同じ仕事量であっても、後者のほうは段階的に仕事をこなすことになるため、見通しが立ちやすいのだと考えられます。
大きな目標を掲げることは重要ですが、従業員が取り組む目の前の仕事に落とし込む際には、なるべく細かな目標を立ててあげることが重要です。
アプローチ2
仕事の量は多過ぎれば身体的負担や周囲への不満につながります。
反対に少な過ぎると、気力の低下などが生じると考えられています。
つまり、「適度な仕事量」を見極めることが必要ですが、これは個人によっても異なりますし、必ずしもコントロールできるとは限りません。
そのため、仕事の量自体を減らす(増やす)試みはうまくいかない(実現できない)ことが多いです。
そのため、従業員が負担に感じていることを理解し、汲んであげる姿勢や態度が重要です。「自分ばかり仕事が多い」、「いくらやっても報われない」などの気持ちがあれば、それを労い、汲んであげましょう。
またいわゆる「できる人」には仕事が集まりやすいため、その方の周囲の人間にも気遣い、思いやりを持つように、上司から伝えることが重要です。